11日、俳優の三浦春馬さんの最後の主演映画『天外者（てんがらもん）』（配給：ギグリーボックス）が全国公開され、朝から多くのファンが三浦さんの勇姿を見届けようと劇場に足を運んでいる。
三浦さんが7月18日に亡くなってから、早5ヶ月が経とうとしているわけだが、多くのファンが今も日々悲しさを感じている状況にある。
また、所属事務所アミューズの“三浦さん死亡当日の経緯”に関する発表について「違和感がある」などの指摘や、それに伴って飛び交っている“陰謀論”、あるいは遺作ドラマとなった『おカネの切れ目が恋のはじまり』（TBS系）にまつわる不可解な演出に付随してのいじめ疑惑など、大抵は過剰憶測やデマではないかとも思われるものの、これらに対してアミューズが納得できる回答を出していないことも事実である。
「疑惑の解消のためにも会見を」「三浦さんを心から悼むためにも会見を」と一部ファンが叫び続けているにもかかわらず、これまでアミューズは会見を開いてこなかった。
そして今日、三浦さん主演の『天外者』公開に合わせて、何らかの発表があるかと期待されたのだが……。
「残念ながら、最適なタイミングと思われた今日もアミューズから会見および会見へ向けての動きはありませんでしたね。
アミューズの公式ツイッターにて『主演 #三浦春馬 幕末から明治初期に日本の未来のために駆け抜けた #五代友厚 映画「#天外者」が本日12月11日(金)全国ロードショーです ぜひご覧ください』との告知はありましたが、特段三浦さんについて言及したものでもありませんでした。
『X JAPAN』のhideさんが亡くなった際は
もう20年以上前のことですが、『X JAPAN』のhideさんが亡くなった際は、同年にhideさん不在の中行われた『hide with Spread Beaver』のライブ公演前に記者会見が開かれ、マネージャーなどから生前のhideさんの様子や、自死と見られる最期につながる兆候などがあったのかが語られました。
三浦さんは物凄く影響力を持っている方ですし、『いつやるの？』という意見は根強いですから、会見を開くのがいいと思うんですがね」（メディア記者）
果たして、今後アミューズから何らかの動きがあるのか、引き続き注目したい。
（文／窪田翔吾）