21日に、所属事務所のSTARTO ENTERTAINMENTから「15日から体調不良により活動を休止しておりました」と発表された、9人組アイドルグループ「Snow Man」の目黒蓮さん。
体調不良は、多忙の中、炎天下での撮影が続くなどし、体力的に限界を迎えたことが主因だとみられていたが、真相はフジテレビによる陰湿ないじめに起因するものだったと、30日の「女性セブン」(小学館)が報じた。
記事によると、目黒さんは主演する同局の月9ドラマ『海のはじまり』の撮影現場で、うまく演じられずに時間がかかっていると「夏くん(目黒さんの演じる役名)の現場はてっぺん(24時)を超えるよね」と言われたり、「時間ないのに、またスケジュールにNG出したのかな」と一部スタッフから聞こえるような声で陰口を叩かれたりしていたという。
時には、イライラが募ったあるスタッフが台本を地面に叩きつけるなどしたとも記されている。
自身を良く思わないスタッフたちの空気に耐えかねた目黒さんは、精神的に追い詰められ、ほんの少しの休憩時間でも車にこもるようになり、そんな状況を一部スタッフは白い目で見ていたという。
メンタル的に限界に達した目黒さんは、起きられない、立てない、食事も取れない状態になり活動休止を余儀なくされたとのこと。
事前に聞こえてきていた情報によれば、目黒さんが『海のはじまり』と同じチームで構成された同局ドラマ『silent』に出演の打診を受けた時点で、スケジュールが極めてタイトになることを制作サイドに伝えており、それでも「できるかぎり目黒さんのスケジュールに合わせるから」と熱意をもって請われたことで出演を決意。
さらに売れっ子となり、激務の最中だった目黒さんを『海のはじまり』で主演に据えれば、さらに大きな負担がかかることは当然目に見えていたにもかかわらず、一部スタッフの“陰湿いじめ”同然の言動や行動を止められなかったフジテレビの責任は大きいだろう。
ともすれば、もっと最悪な事態を呼んでいてもおかしくなかっただけに、フジテレビには事の重大さを認識し、改善策を徹底してもらいたいものである。
(文/一ノ瀬亘)