日本中央競馬会(JRA)所属の角田大河騎手と、北海道札幌市厚別区のJR上野幌駅で発生した人身事故で死亡した20代男性の情報が一致しているとして話題になっている。
今月2日15時10分ごろに発生した人身事故では、はねられた男性が「若い男性」「20代とみられる」とは伝えられていたものの、身元が完全に特定できずDNA鑑定が進められていた。
その身元について、警察が9日、「滋賀県栗東市に住む20代の男性」と特定できたことを発表した。
角田大河騎手は、自身が栗東所属で、父の角田晃一さんが栗東の調教師を務めており、住所も滋賀県栗東市にあるとみられる。
そのため、今回、身元が特定されたのが角田騎手だったという見方が強まっている。
同騎手は1日の20時30分頃、函館競馬場の芝コース内に自動車で乗り入れ芝コースを損傷させたとして、3日からの騎乗停止処分を下され、停止期間については裁定委員会の議定により決められると発表されていた。
その後、元JRA騎手の藤田伸二さんや元川崎競馬騎手の瀧川寿希也さんが「電車の人身事故で死亡」「遺留品が本人のものだった」といった情報を自身のSNSやYouTubeで明かしていた。
また、角田騎手のその後の消息および行方は不明となっていた。
(文/豊田武志)