体操女子、パリ五輪代表「辞退」の宮田笙子「飲酒喫煙は1度だけ」は大嘘…体操協会は「高校時代の飲酒強要」を完全把握も知らんふり | The Audience
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体操女子、パリ五輪代表「辞退」の宮田笙子「飲酒喫煙は1度だけ」は大嘘…体操協会は「高校時代の飲酒強要」を完全把握も知らんふり

体操女子、パリ五輪代表「辞退」の宮田笙子「飲酒喫煙は1度だけ」は大嘘…体操協会は「高校時代の飲酒強要」を完全把握も知らんふり
宮田笙子

 19日に、パリ五輪代表を辞退することが発表された、体操女子日本代表のエースで主将を務めていた宮田笙子(19)さん。

 日本体操協会は、宮田さん本人の「プライベートの場で喫煙1度、ナショナルトレーニングセンターで飲酒1度」という説明を、同日の緊急会見で伝え、それ以外の飲酒喫煙はない、常習性はないという立場をとった。
 
 しかし、同協会は間違いなく宮田さんの常習的な飲酒喫煙を把握していたと、24日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が伝えている。

 宮田さんは鯖江高校2年生のときに、寮で体操部の後輩に飲酒強要をしたとして騒動になっていた。これが原因で体操部は活動休止となり、その後、宮田さんは退寮。母親と鯖江市内のアパートで2人暮らしすることになったという。
 
 そして、鯖江高校体操部に来るように宮田さんを口説いた、同部の田野辺満監督は、高校時代の宮田さんの恩師であるだけでなく、現在は女子日本代表のコーチを務めている。
 
 体操協会が宮田さんの過去の問題行為について知らないわけがないのである。

 宮田さん1人に責任を押し付け、問題を済まそうとしている日本体操協会には、これからさらなる茨の道が待ち受けることになりそうだ。
 
(文/潮崎達至)