20日、ベルーナドームで行われた西武対ソフトバンクの一戦は、西武が5-3で勝利した。
3-3の同点で迎えた8回裏、西武の攻撃。この回からソフトバンクはセットアッパーのヘルナンデスをマウンドへ。
ヘルナンデスは先頭・源田壮亮の初球に死球すれすれのボール球を投げると、カウント1-2となったところで、西武・渡辺久信GM兼監督代行に指摘され、指輪の外し忘れが判明。
源田は三振に切って取ったものの、鈴木将平、野村大樹と2者連続で死球を与え、山村崇嘉にライト前ヒットでつながれると、二死満塁から外崎修汰に2点タイムリーヒットを浴びた。
どうにか、続く松原聖弥に死球になりそうなボールを振らせて3アウト目をとったヘルナンデスは、ベンチに引き上げる際「ファック」と口にしていた。
西武ファンからは「2つデッドボール当てて、ほかにも危ない球を何球も投げておいて、こっちがファックだわ」といった怒りの声が上がった。
（文／中牟田晃）