18日、夏の甲子園を目指す高校野球選手権山梨大会の準々決勝、東海大甲府 VS 山梨学院 で信じられない悪質プレーが起こっていた、これを審判が見逃したとしてSNSを中心にネットで大きな話題となっている。
問題のプレーは、2-0と東海大甲府が2点リードで迎えた、5回表、山梨学院の攻撃で発生。
二死二塁から、4番・横山悠くんがレフト前ヒット。ここで、二走・梅村団くんが一気にホーム生還を目指し、レフトから際どい返球があったものの間一髪セーフ。2-1と山梨学院が1点差に迫った。
しかし、本塁上でのクロスプレーの映像をよく見ると、いったん東海大甲府・岡田翔豪くんのキャッチャーミットに収まっていたボールを、球審の死角になる位置で梅村くんが手で奪い取り、しれっと三塁方向へと放り投げていたのである。
中継映像、地元テレビ局などでのハイライト映像で、問題のシーンはハッキリと映っており、これがSNSで拡散され、「山梨学院やばすぎ」「いくら勝ちたいからってこれはありえない」「審判は見えづらかったんでしょうけど、これだけハッキリ映像で残っている以上、何らかの注意やペナルティを与えないと、山梨県では攻撃側がボールを守備側のグローブから奪い取ってOKみたいに思われますよ」といった批判が殺到する事態となっている。
なお、悪質プレーをした山梨学院は、無事?に1-4で同試合に敗れ、今夏の甲子園出場の道を断たれた。
(文/潮崎達至)