日本サッカー協会が18日、パリ五輪に臨むU-23日本代表のバックアップメンバー4選手が同チームの活動に帯同することになったと発表した。
当初は入れ替えで外れた選手の再登録はできない規定だったが、回復した場合には再び正規メンバーに戻ることが可能と規定が変更となったこともあり、現地に同行しない方針から一転した。
メンバー発表時には、GK佐々木雅士（柏レイソル）、DF鈴木海音（ジュビロ磐田）、MF山田楓喜（東京ヴェルディ）、MF佐野航大（NECナイメヘン）が選出されていたが、佐野航大については、所属クラブとの協議の結果、招集を見送ることが決定。
代わって、MF植中朝日（横浜F・マリノス）がバックアップメンバーとなる。
佐野航大は、実兄で今月4日にドイツ1部・マインツへの完全移籍が発表されていた佐野海舟が不同意性交の容疑で逮捕されたことが多分に影響しているものとみられる。
（文／樋口健太郎）