サッカー日本代表MFの佐野海舟容疑者(23)が、20代の知人男性2人とともに警視庁に不同意性交容疑で14日に逮捕されていたことが、17日早朝に報じられ、ネットはこの話題で持ちきりとなった。
知人男性2人が、岡山県津山市のジュニアサッカークラブ「FCヴィパルテ」時代の佐野容疑者のチームメイトだったことが明らかとなるなど、時間経過とともに続々と新たな情報が出てきている。
そんな中、佐野容疑者の実弟で、昨年8月からはオランダ1部の「NECナイメヘン」でプレーしている佐野航大選手が、兄・海舟容疑者が逮捕されるわずか2日前に公開されたNHK岡山のロングインタビューで、兄とともにプレーする夢を語るなどしていたことが分かった。
同インタビューの中で、航大選手は「代表で一緒に戦えたら。それも夢の1つなので、それができたらうれしい」と海舟容疑者と一緒に戦う夢を明かしていた。
また、「一番はメンタル」と兄の長所についても力説していた。
14日早朝の任意同行の後、12時間以上の慎重な裏付け捜査を経て、不同意性交の容疑で逮捕された経緯を考えると、航大選手が海舟容疑者とともにプレーする未来は、少なくともプロサッカーや日本代表というステージで実現する可能性は絶望的になったと言えるだろう。
(文/樋口健太郎)