18日に放送された、大倉忠義さん主演でヒロイン役を広瀬アリスさんが務めるフジテレビ系連続ドラマ『知ってるワイフ』最終話の視聴率が8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日分かった。
第1話で6.1%と“絶望的”とも言える視聴率でスタートを切った同ドラマだが、次第に数字が改善。7%台で推移していたところを、最終話では一気に1.3ポイントも伸ばしてみせた格好だ。
17日に最終話を迎えた、菅野美穂さんと浜辺美波さんが主要キャストを務めた日本テレビ系連続ドラマ『ウチカレ』こと『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』は、最終話の視聴率が9.0%で、『知ってるワイフ』とはほぼ同じレベルの数字でフィニッシュを迎えたのだが……。
『知ってるワイフ』最終回は大幅な変更も
「8.9%と9.0%とほぼ同じ視聴率水準での最終話となりましたが、『ウチカレ』は酷評が多く残念な終わり方。
一方で『知ってるワイフ』はかなり評価が高く、有終の美を飾ったと言えるでしょうね。
『ウチカレ』に対しては『豪華キャスト揃いに期待したのに、北川脚本に完全に裏切られた思いが強いから批判が出て当然』などのコメントがあります。
方や『知ってるワイフ』に対しては『素晴らしい最終回でした。橋部敦子先生の力を改めて知りました。ずっと韓国版に敬意を表しながら最終回は大幅に変えてきましたね。韓国版70分×16話を縮約するのは大変だったと思いますが、心に響く素晴らしいセリフが多くて感動しました』といった具合です」(メディア記者)
役者の実力云々というよりは、脚本家の手腕によるところが大きかったようだ。
(文/江口のりお)