STARTO ENTERTAINMENTのアイドルグループ「Snow Man」の目黒蓮さん主演、有村架純さん、古川琴音さん、池松壮亮さん、木戸大聖さん、林泰文さん、大竹しのぶさんらが共演の連続ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系、月曜21時~)が1日より放送スタート。
同ドラマは、完全オリジナルストーリー。脚本・生方美久さん×風間太樹監督×村瀬健プロデューサーという、大ヒットドラマ『silent』を手がけたチームが勢揃いし、フジの月9復活という社運を賭けた作品でもある。
第1話の世帯視聴率(TVALnow調べ、関東地区)は、放送開始時点で6.9%。そこからじわじわと上がっていき、21時11分に7.8%と最高値を記録。しかし、以降は7.4%以下で停滞する時間が長く、7.5%以上を記録したのは正味25分ほど。1時間24分枠全体での平均値は7.4%ほどだった。
2日に発表されるビデオリサーチ調べでの世帯視聴率は、7.4~8.0%あたりになるとみられ、昨年10月期の同枠ドラマ、二宮和也さん、大沢たかおさん、中谷美紀さんがトリプル主演した『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』の第1話とほぼ同水準になるとみられる。
『ONE DAY』は、第2話以降に視聴率が低迷し、月9史上ワーストの全話平均5.3%を記録したのは記憶に新しいところ。
『海のはじまり』は、目黒さん演じるキャラクターの雰囲気も、BGMも『silent』の二番煎じ感が強く、「上がり目が薄い」「暗い」「重たい」といった声も一定数上がっているため、『ONE DAY』超えのワースト全話平均視聴率を記録する可能性もありそうだ。
(文/恵和恵)