昨シーズンまで西武ライオンズで8年間プレーし、オフに電撃退団していた呉念庭選手が、28日に行われた台湾プロ野球(CPBL)のドラフト会議で、“台鋼ホークス”から1位指名を受けた。
台湾出身の呉念庭は中学卒業後に来日。岡山共生高校に進み、鹿児島の第一工大を経て、2015年ドラフト7位で西武に入団。通算382試合に出場、220安打、16本塁打の成績を残した。
西武を退団後の今春は、台湾社会人野球チームの全越運動棒球隊でプレーし、ドラフト会議に備えていた。
ライオンズを去り、奇しくも“ホークス”へ入団することになった呉の活躍を、多くの西武ファンが温かい目で見守っている。
(文/千川ちひろ)