連敗ストップとレジェンド投手・石川雅規の今季2勝目まであとアウト1つに迫りながら、広島・坂倉将吾のレフト前ヒットに山崎晃大朗の拙守も重なって、27日の試合でサヨナラ負けを喫したヤクルトスワローズ。
試合前には、2015年の打点王で2020年からは二軍打撃コーチを務めていた畠山和洋コーチが6月いっぱいで退団。退団理由は「一身上の都合」と発表され、同コーチの健康面を心配する声が多数上がっていた。
しかし、畠山コーチの退団は、どうやら「事実上のクビ」というのが実情のようだ。
同日の「日刊ゲンダイDIGITAL」が、1軍で活躍する前からサボリ癖やギャンブルにのめり込むなど、畠山コーチの素行面は若手時代から大いに問題視されていたこと、チーム関係者、選手、裏方のスタッフ、OBに対してカネの無心に回り総額で数千万円もの借金を作っていたこと、退団発表前日の26日に球団から事情聴取を受けていたことなどを報じている。
日本プロ野球(NPB)でも米メジャーリーグ(MLB)でも、お金に極端にだらしない人はどこにでも一定数いるようだ。
(文/樋口健太郎)