東京都知事選のポスターの掲示板に候補者がほぼ全裸の女性のポスターを貼ったことについて、警視庁が今夜、候補者本人を呼び、都の迷惑防止条例に違反するとして警告したことがわかった。
捜査関係者によると、来月7日投開票の都知事選に立候補している河合ゆうすけ(悠祐)さんは、東京各地のポスター掲示板に「表現の自由への規制はやめろ」「性産業で経済活性化」など数パターンの文言とともに、音楽家・桜井MIUさんのほぼ全裸の写真などが載ったポスターを貼っていた。
これを受け、警視庁は公共の場で卑猥な言動を行うことを禁じる都の迷惑防止条例に違反する可能性があるとして、20日夜、河合さん本人を呼び、警告を与えた。
警視庁が選挙期間中に候補者本人を呼び、警告するのは異例のことだ。
(文/福島秀明)