三浦春馬「驚異的な現象」天外者の歩む独自の道程 | The Audience
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三浦春馬「驚異的な現象」天外者の歩む独自の道程

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 17日に更新された、三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)の劇場情報(全国の公開状況一覧表)。

 そこには、新たなスケジュールが追加されていた。
 
 前提条件として、『天外者』は昨年12月11日に全国公開スタートとなった映画であること、つまりすでに封切りから3ヶ月以上が経過しているということ、さらには配給を行っているギグリーボックスは先日創立2周年を迎えたばかりの若い企業であり、決して大手ではないということを思い出してほしい、あるいはここでご認識いただきたい。

観たい人も、観せたい人もまだまだいる

 そんな前提条件のうえで、追加されたスケジュールを見て行こう。
 
 恐るべきことに、追加されたスケジュールは1つではない……4つある。
 
 4月12日より“イオンスペースシネマ野田(千葉県)”、“笠間ポレポレホール(茨城県)”、“イオンファミリーシアター能代(秋田県)”の3劇場で「追加上映」が決まった。
 
 また、4月2日より“静岡東宝会館”で「再上映」が決まった。(「再上映」はこれで実に5館目となった)

 まだまだ観たい人がいる、そしてまだまだ観せたい映画館がある、それが映画『天外者』だということだ。
 
 30歳前後の俳優を代表する、いいえ、日本を代表する名優・三浦春馬さんが最後に主演をした、三浦さんにとっての“代表作”と呼ぶべき『天外者』は、これまでに多くの方の目に触れてきた。
 
 だが、もっともっと多くの方に見てもらうべき作品であり、それが実現できるよう今もなおサポートの輪は広がって行っている。
 
(文/西野麻衣)