16日深夜、映画配給会社ギグリーボックスのマスコット(?)キャラクターである“ギグリーくん”が公式ツイッターにて「先ほど、第13回 #東京新聞映画賞 の盾とトロフィーをもらったよー」「早く三浦春馬さんに報告しなきゃ」とつぶやいた。
ギグリーボックスは、三浦春馬さんにとって最後の主演映画となった『天外者』の配給を行っている会社である。
そう、これは2月に受賞が発表されていた『天外者』の「東京新聞映画賞」に関するものなのだ。
16日に「東京新聞映画賞」の表彰式が都内で行われ、三浦春馬さんと同映画で共演した三浦翔平さんが出演者代表として、同映画を撮影した田中光敏監督とともに出席した。
このときに贈呈された盾とトロフィーが、配給元のギグリーボックスのもとに届いたことを“ギグリーくん”はつぶやいたのだろう。
表彰式では、三浦翔平さんが「主演の三浦春馬さんの代わりに感謝申し上げます。彼の演じた熱量と監督をはじめ素晴らしいスタッフの皆さまの志により受賞できました。日本のみならず世界の多くの方々にこの賞、この作品が届いてほしい」とコメントした。
三浦翔平さんの願いどおり、『天外者』が世界の多くの方々に届いてほしいと願うとともに、今回の「東京新聞映画賞」受賞のニュースが、天国の三浦春馬さんにも届いてほしいと願う。
だが、心配はあるまい。“ギグリーくん”が報告してくれるのだから。
(文/西野麻衣)