14日の「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)が、ハンバーガーチェーン最大手「マクドナルド」のスタンスに“いちゃもん”をつけた。
週刊女性PRIMEはこの日、《「マクドナルド」の“旧ジャニ”から“辞めジャニ”への鞍替えが露骨すぎ!木村拓哉を下ろして平野紫耀らNumber_iを起用》の見出しで記事を掲載。
木村拓哉さんを筆頭に、旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.およびSTARTO ENTERTAINMENT)のタレント起用を完全にやめた一方で、岡田准一さん、赤西仁さん、Number_i(平野紫耀さん・神宮寺勇太さん・岸優太さん)、山下智久さん、再び岡田准一さんと、今年に入ってのべ5組の“辞めジャニ”を起用したマクドナルドの姿勢を「モヤモヤする」と不満タラタラで記している。
そもそも、勝手にモヤモヤしてればいい話を、ジャニシンパや各辞めジャニのアンチに賛同を求めるような記事を出すこと自体が、あまりにも旧ジャニーズに毒されていると言えるだろう。
また、岡田さんの場合は、もともとマクドナルドのCMに定期的に出演しており、旧ジャニーズ所属という極めて重大なハードルが退所・独立によって撤廃されたのだから、今年に入って2度起用されていることは、至極当然のこと。
赤西さん、Number_i、山下さんの場合も、旧ジャニーズ所属のままでも「ジャニーズ問題」さえなければ積極的に起用したい、高い人気と実力をもっていた3組。
辞めジャニとなったことで、少なからず様々な逆風に晒されていたところを、これを跳ね除けて、かつてと同等あるいはそれ以上の活躍を見せるという結果を示したことで、マクドナルドに選ばれたというのが実情だろう。
それを、まるで「辞めジャニだから、当てつけのように選ばれた」とする論調は、いかがなものだろうか。
むしろ、「タレントに罪はないが、罪のある組織に所属している以上は起用できない」という明確なメッセージを発信しているマクドナルドの温情ですらあるだろう。
(文/福田優太郎)