ことし4月、北海道留萌市の17歳の女子高校生を、旭川市の渓谷、神居古潭にある橋から川に落とし殺害したとして、いずれも旭川市に住む内田梨瑚容疑者と19歳の女性容疑者が逮捕された事件。
2人は16歳の少年と少女のあわせて4人で、被害者を車に監禁。神居古潭に向かう途中、旭川市内のコンビニエンスストアに立ち寄った際、大声を出して逃げようとした被害者に対して容疑者らが暴行を加えていたことや、わいせつ行為を強要したことなどが明らかとなっている。
そして、この事件と、「旭川女子中学生いじめ凍死事件」はリンクしている、犯人がつながっているとの指摘がネットを中心にいくつも上がっている。
いじめ凍死事件は、2021年2月に発生。旭川市の旭川市立北星中学校の女子生徒に対するいじめ、集団性的暴行により当該女子中学生の死亡につながったと報道されている事件。
この事件でいじめグループは10人ほどと報じられていた。彼ら彼女らの現在の年齢は16~17歳。今回の事件では“16歳の少年と少女”が被害者の監禁や暴行等に関与しており、いじめ凍死事件との関連性が指摘されている状況。
今後、より具体的なことが明らかになるのか、いじめ凍死事件の再捜査などの動きはあるのか、その動向に注目が集まる。
(文/二宮誠司)