長年にわたり上方落語の人気を支えてきた落語家の桂ざこばさんが喘息のため亡くなっていたことがわかった。76歳だった。
桂ざこばさんは1947年、大阪市生まれ。中学卒業後の1963年に三代目桂米朝さんに弟子入り。朝丸の名でデビューし人気をあつめ、ラジオやテレビのバラエティ番組でも長年、活躍してきた。
1988年には二代目桂ざこばを襲名し、米朝さん直伝の古典落語を得意としていた。
ざこばさんは2017年に脳梗塞で一時入院したものの、その後、高座に復帰。今年4月にも、3人の弟子の襲名記者会見で元気な姿を見せていた。
桂ざこばさんのご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。
（文／The Audience 編集部）