西武ライオンズが9日、蛭間拓哉外野手を登録抹消。この日、育成契約から支配下契約へと変更となったことが発表されていた奥村光一外野手と、本田圭佑投手を1軍登録した。
蛭間は、深刻な貧打に喘ぐ西武打線の中で、打率.264、11打点と打線の核となる活躍をみせていた。また、常にハツラツとした姿勢や感情を表に出して、チームを鼓舞する姿も印象的だった。
8日の阪神戦ではスタメンをはずれ、直前の出場3試合こそ無安打に終わっていたが、明らかに成績面で劣る選手がほかにいる中での登録抹消とあって、「蛭間はなぜ抹消なんだ?」「発表してなかっただけで、どこかケガしているんでしょうか?」「渡辺久信監督代行の好みじゃないってことなのかな…」といった声が聞こえてきている。
(文/千川ちひろ)