系列局である日本海テレビ(鳥取)の元幹部社員が2014年から昨年までの10年間、チャリティー募金から264万6020円を着服していたことが判明した問題を受け、日本テレビは『24時間テレビ』での「募金の呼びかけ縮小」を大真面目で検討しているという。
4日の「FRIDAYデジタル」(講談社)が、番組内での募金の呼びかけ回数の削減や、1回あたりの尺を短くするなど目立たないようにすることで対策する調整案を、日本テレビが検討していると報じた。
これを受け、「日テレ、狂いすぎてるでしょ」「偽善番組なんかさっさと辞めてしまえばいい」「何としてでも番組を続けたいみたいですけど、いい加減諦めろと言いたいですね」など、呆れ声が多数上がっている。
チャリティー番組で募金を集められなければ、完全な本末転倒であり、そもそも、調整すべきは募金額の多寡ではなく、着服のハードルの高さ。そんなことも分からないのであれば、チャリティー番組を扱う資格がないも同然ではないだろうか。
(文/大野ルナ)