2日、楽天モバイルパーク宮城で行われた楽天対ヤクルトの一戦は、ヤクルトが4-0の5回終了雨天コールドで勝利。
「小さな巨人」「小さな大投手」と呼ばれる、ヤクルト先発の石川雅規は、今シーズン初勝利。これで23年連続勝利を挙げるとともに、自身が持つ交流戦の最多勝利数を29に更新した。
同日、みずほPayPayドーム福岡で行われたソフトバンク対広島の一戦は、ソフトバンクが3-0とリードして迎えた9回表二死一二塁から、途中出場の広島・田中広輔が起死回生の3点ホームランを放ち、3-3とゲームを振り出しに戻した。
この試合では、山川穂高のFA移籍に伴う人的補償選手をめぐる騒動により「引退チラつかせおじさん」と一部で呼ばれているソフトバンク・和田毅が先発。
和田は、石川と並んで交流戦28勝の最多勝利記録をこれまで保持。9回に味方が追い付かれなければ、石川と同じく交流戦29勝目を手にしていた。
（文／中牟田晃）