5月28日に、自らのYouTubeチャンネルで、6月初旬に放送される千葉テレビの番組で「5年ぶりの地上波復帰をする」と報告していた、元芸人でYouTuberの宮迫博之さん。
ところが、30日になって、千葉テレビが「放送される番組の内容は事前に当社内で審査をしております。外部の制作会社が制作する番組については、番組の内容や出演者などを事前に通告していただき、当社内にて協議した上で制作していただくことを関係各社にお願いしております」と説明。
そのうえで、宮迫さんが収録に参加した同局の番組は「そのような通告もなく外部の制作会社によって制作されたものです。よって当番組の放送の予定はありません」と報告した。
制作会社が事前にテレビ局の承諾を得ずに撮影を敢行。映像を持ち込んで、放送に持ち込む腹づもりだったのだろう。しかし、スポンサーの意向を重視するテレビ局にとって、宮迫さんは「出禁」状態であり、たとえ撮影済みの映像があったとしても放送不可という判断は変わらなかったというのが実情ではないだろうか。
宮迫さんは、ほかにも、YouTuber・ヒカルさんとのコラボTikTok動画で、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんに対し「テレビに出てた時の俺を超えてから言え!お前、『アメトーーク』みたいな番組、作った?」と発言。
YouTubeやテレビ番組などで、粗品さんが繰り返し「宮迫は芸人じゃない」「宮迫に教わるお笑いなんかない」と、自身をディスる発言をしていたことに対してのアンサーだったのだろうが、「企画やプロデュースを担当した訳でもないのに、アメトーークは自分が作ったって発言しているのが痛すぎる」「ほかの芸人さんや、加地さんあってのアメトーークだろ」など、この発言もまた宮迫さんへの批判を集める結果となっている。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する