26日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対ソフトバンクの一戦は、7-1でロッテが快勝。
ロッテは連勝を8に伸ばし、ソフトバンクは3連敗となった。
ソフトバンクは0-2と2点ビハインドで迎えた8回表、二死一塁から山川穂高がセンターオーバーのタイムリー単打で1点を返した。
山川が打点を挙げた試合は、これまで19勝1分と20試合「無敗神話」が続いていただけに、ソフトバンクファンは逆転勝利に大いに期待した。
しかし、近藤健介のヒットと栗原陵矢の四球で作った二死満塁のチャンスに、川村友斗が三球三振。絶好機を逃すと、直後の8回裏にセットアッパーの松本裕樹が一挙5失点で万事休すとなった。
2位の日本ハムも楽天に敗れたため、2位とのゲーム差は4.5のままだが、3位ロッテに3タテを許したことでカード前8あったゲーム差は5に。
しかも、3試合でわずか2点しか取れなかったことを考えると、週前半に見せた打線の勢いは完全に止まってしまったと言えるだろう。
微妙なチーム状態で迎える交流戦で、ソフトバンクはセ・リーグの各チームを相手に勝ち星を伸ばしていけるだろうか。
(文/中牟田晃)