岡田健史「震災から10年」インスタで思いを馳せる | The Audience
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岡田健史「震災から10年」インスタで思いを馳せる

岡田健史「震災から10年」インスタで思いを馳せる
The Audience

 現在、菅野美穂さんや浜辺美波さんとともにドラマ『ウチカレ』こと『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)に出演している俳優の岡田健史さん。

 4月からは、木曜夜9時枠で放送される玉木宏さん主演のドラマ『桜の塔』(テレビ朝日系)に、捜査一課の若手刑事役で出演することも決まっている。
 
 また、2月からスタートしたNHK大河ドラマ『青天を衝け』にも出演している、若手売れっ子俳優だ。
 
 そんな岡田さんは、東日本大震災から10年の節目となる3月11日を前に、自身のインスタグラムを更新し、ストーリーズ機能を使って自身の思いを綴っている。

風化させないことが大事

 「早いもので時はそんなに断ってしまいました。当時の私はまだランドセルを背負っていて友人の父親から聞いたのが最初でした」と切り出し「未だに忘れることはありません」とコメント。
 
 さらに「私は当事者ではないけれど、多くを語る資格はないけれど」と断りつつ「忘れちゃいけないなと強く思います」これから「生まれてくる子ども達は東北にそんな歴史があったことを知る由もありません。戦争だってそうです」など歴史を振り返り「大事なのは後世に伝えていくことです」と様々な出来事を風化させないことが大事だとしている。
 
 そして、最後に「今日があることに感謝して。心からのご冥福をお祈り申し上げます」と結んでいる。

 「21歳という非常に若い岡田さんが、こんな風に歴史のこと、生きるということを正面から真剣に考えていることに驚き、それと同時に深く感動しましたよ。
 
 岡田さん自身は福岡県出身で、10年前の震災の直接の当事者ではない中で、きちんと自身が感じたことを伝え、直接の当事者ではなくとも被災した日本人として考えていくべきことを語ったことは、同年代の若者たちを中心に大きな影響を与えてくれるように思います。
 
 インフルエンサーとして、できる限りのことをしたいという岡田さんの真っ直ぐな姿勢に拍手を送るとともに、私自身も様々なできごと、歴史に対して真摯に向き合っていかねばと気持ちを新たにしましたね」(メディア記者)
 
 震災から10年。今もなお、あのときの恐怖や悲しみを抱えて生きている人たちがたくさんいる。
 
 岡田さんが語ってくれているように、私達にできることとして、きちんと歴史を後世に語り継いでいきたいと思う。
 
(文/福田優太郎)