7日、みずほPayPayドーム福岡で行われたソフトバンク対日本ハムの試合は、ソフトバンクが2-1でサヨナラ勝利。
ソフトバンクは連勝を3に伸ばし、5月の成績を3勝3敗の五分に戻すとともに、2位日本ハムとのゲーム差を4.5に広げた。
一方で、不可解な判定の連続に、日本ハムファンを中心に「審判がホークス贔屓すぎる」「球審も塁審もバンクに金で買われてるやろこれ」「ホークス贔屓が露骨」など、批判が多数上がっている。
8回表、日本ハムは二死から野村佑希が四球で出塁すると、代走・五十幡亮汰を投入。初球から果敢に盗塁を試み、いったんはセーフの判定。しかし、ソフトバンクのリクエストにより判定が覆りアウトとなった。
この場面、二塁に入ったソフトバンク・三森大貴は走路を完全に塞ぐ位置に立っていたほか、左足で五十幡のスライディングをブロック。かなり激しく衝突しており、アウト・セーフのタイミング以上に走塁妨害(コリジョン)に抵触するのではないかとの指摘が多数上がった。
また、ストライク・ボールの球審判定においても、ソフトバンクの投手には際どいコースがことごとくストライクとなったのに対し、日本ハムの投手には3球連続でストライクゾーンと見られる球をボール判定するなど、かなり不公平な判定が繰り広げられていたとの声がいくつも上がっている。
そして、12回裏の無死満塁から代打・周東佑京がレフトへ犠飛を放った場面でも、日本ハムのリクエストに対し判定どおりセーフとの判断を下すと、即座にグラウンドを後にし、日本ハムが三走のタッチアップ離塁が早かったのではないかとアピールプレーをしても、完全に無視。
アリエル・マルティネス選手が審判団を控え室付近まで呼びに行って、ようやく出てきて説明をするという有様だった。
(文/中牟田晃)