3日、ベルーナドームで行われた西武対ソフトバンクの一戦は、1-0で西武が勝利。
西武は、今シーズン7試合目のソフトバンク戦にして、初勝利。1日の劇的サヨナラ勝利に続いて、5月は負け知らずの2連勝となった。
西武の先発・武内夏暉が8回100球を投げ、強力ソフトバンク打線を相手に被安打4、無失点の好投でプロ入り2勝目。最終回は、守護神・アブレイユが、中村晃、柳田悠岐、山川穂高を相手に、4月29日(サヨナラ3点ホームラン被弾)のリベンジとなる三者凡退で締め今シーズン7セーブ目を挙げた。
両チーム通じて唯一の得点となった西武の1点は、6回裏、一死満塁のチャンスで中村剛也の打った三塁ゴロを、ソフトバンク・リチャードが本塁封殺をせず、自ら三塁キャンバスを踏んでから一塁転送での併殺打を狙い、これが併殺崩れとなったもの。
ゲーム後半、1点勝負となることが目に見えていた中での守備ミスということで、ソフトバンクファンからは「リチャードは1試合まぐれで打っただけ。守備の判断ミスが酷すぎるので、明日、登録抹消でお願いします」「今日は打つ方で三振2つと併殺打。守っては、バックホームせずに決勝点献上。野球脳がヤバすぎるので、即刻、2軍落ちで」といった声が寄せられている。
(文/中牟田晃)