2日、12球団の出場選手登録・抹消について公示があり、広島カープは、内野手登録ながら内外野の複数ポジションをこなし、打順でも順応性の高さを示してきた上本崇司選手を登録抹消したことが分かった。
上本は、前日1日の阪神5回戦2回、走塁時に左太もも裏（ハムストリングス）を痛めて途中交代していた。
上本はここまで、三塁、レフト、センターの守備位置でスタメン出場したり、代打起用されるなど18試合に出場。38打数11安打の打率.289、出塁率.341、得点圏打率.333と、攻守に渡ってユーティリティーとしての力を存分に発揮していた。
新井貴浩監督は、上本について「昨年と同じ箇所だと思う。バッティングの状態が良かったのでチームとしては痛い」とし、「しっかり治してもらいたい」とコメントした。
（文／樋口健太郎）