2日、12球団の出場選手登録・抹消について公示があり、西武は陽川尚将内野手を登録抹消したことが分かった。
現役ドラフトで阪神から入団して2シーズン目の陽川は、2軍スタートとなった今シーズン、イースタン・リーグで打率2割4分6厘、8打点をマークし、4月30日に今シーズン初昇格。
同日の日本ハム戦で「6番・一塁」でスタメン出場したが、この日、完投勝利を果たした山崎福也の前に3打数無安打に終わった。
1日の試合では出場機会がなく、わずか2日間の1軍登録、1試合出場、1投手のみの対戦で2軍送りとなった。
この決定を受け、西武や阪神のファンを中心に「冷遇がひどすぎる」「こんな雑な扱いしかしないなら、なんで現ドラで取った?」「松井稼頭央は、そもそも外様に冷たい。陽川の今回の処遇でハッキリと移籍組への嫌悪が見えた」「致命的エラーをしたり、一死一三塁でランナーを返せなかったり、そんな選手は1軍に残して、チャンスがほぼなかった陽川を2軍行き。松井稼頭央ひどすぎやろ」「こんな使い方しかできないなら阪神に返してくれ」といった批判の声が殺到している。
(文/中牟田晃)