1918年に設立された、現在ある映画館としては北海道内最古であり、日高地方ではただ1つの映画館“大黒座”。
14日から、昨年7月に亡くなられた俳優・三浦春馬さんの最後の主演映画『天外者』が同映画館で上映開始となる。
4月10日までの上映期間を予定しており、14日から26日までは16:00の1回のみ、27日は上映がなく、28日から4月10日までは10:00、13:30、19:00の3回上映となっている。
なお、毎週水曜日は休館日のためご注意いただきたい。
田中監督のルーツ
「大黒座さんは、北海道浦河郡浦河町にある映画館なんですよ。
ご存じの方もいると思いますが、映画『天外者』を撮影した田中光敏監督のご出身も北海道浦河郡浦河町。
田中監督が大学進学を機に関西へ移るまでの18年間を過ごした町にある、田中監督のルーツとも言える映画館ということですね。
また、今回の大黒座さんでの『天外者』の上映に合わせて、道新観光さんからは札幌発着での“浦河・大黒座で映画『天外者』鑑賞の旅”と銘打った日帰りバスツアーも組まれていますよ」(メディア記者)
田中光敏監督が幼少期から高校時代を過ごした北海道浦河郡浦河町。
田中監督を育んだ土地にある映画館“大黒座”での4週間に渡る上映がいよいよ始まる。
(文/西野麻衣)