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加藤浩次「やめるつもりなかった」契約終了を吉本興業が望んだワケ

加藤浩次「やめるつもりなかった」契約終了を吉本興業が望んだワケ
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 9日に吉本興業とのエージェント契約が、契約期間満了となる3月いっぱいで終了することが判明したお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次さん。

 10日に自身がMCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)に出演し、経緯や心境について説明した。

加藤さん自身が望んだ結果ではなかった

 もともと現在結んでいるエージェント契約については、加藤さん、吉本興業、どちらからでも“契約を延長しない”と申し出ることが可能なものとなっていたこと、加藤さん自身は契約更新するつもりでいたものの、吉本興業から延長しないと言われ、最終的に双方納得のうえで契約終了となったという。
 
 また、「僕もびっくりしている」とし「僕自身もいろいろ考えて、ここから新たにやっていこうと思って」と語りつつも、「春菜(近藤春奈さん)とミトちゃん(水卜麻美アナ)に新しい門出と言ってましたけど、実は私も4月から新しい門出になってしまいました」と、加藤さん自身が望んだ結果ではなかったことをあらためて感じさせる表現をしていた。
 
 「一部メディアで言われているような“粛清”であったり、“ケンカ別れ”という感じではないのかなと思いますね。
 
 当初から契約に盛り込まれている契約更新に関する事項の内容に基づき、適切な形で吉本興業から契約更新はしないという方針を伝えて契約終了に至った、極めてシンプルなビジネスシーンだったのではないかと。

 加藤さんは更新しようと考えていて、吉本興業は更新を選ばなかったという状況から、これまで1年半ほど続けてきた『エージェント契約』の内容が、加藤さんにとっては旨味が大きく、吉本興業にとっては旨味が少なかったということではないでしょうか。
 
 細かい比率などは不明ですが、『ほとんど加藤さん側が取っていっている状態だった』という声もいくつか聞こえてきていますからね」(メディア記者)
 
 吉本興業の大崎洋会長は先日、キングコングの西野亮廣さんが退所した後の週刊誌のインタビューで「やめた人については当然会社としてサポートはしない。ただ、邪魔をすることもない」と語っていた。
 
 邪魔やいやがらせなんてものは当然ないだろうが、吉本興業の後ろ盾が完全になくなってからは、加藤さんの真価が問われる。
 
 4月以降に加藤さんがどんな活躍を見せてくれるのか、あらためて注目したい。
 
(文/佐藤博幸)