18日まで、具体的な発表はなかったものの、1試合平均のホームラン数が0.80本と史上最低レベルで少なく、「飛ばないボールが採用されている」との声が、ファン、そして選手からも聞こえてきていた日本プロ野球(NPB)。
12球団に統一球を供給するミズノ社が突如として、公式球に関するページを削除。
そして、19日の6試合では、計13本ものホームランが乱れ飛び、「密かに“飛ぶボール”を導入したな」「急にホームランが増えて草」「飛ぶボールの方が面白い」「ページを削除した直後にホームラン急増。ボールに何らかの変更があったのは確実でしょ」といった声が噴出した。
ところが、20日、21日、23日の各6試合で出たホームラン数は2本、6本、4本。この3日間の平均ホームラン数は0.67本だった。
そのため、「19日だけ、飛ぶボールをテストしたんか」「先週の金曜は確実に飛ぶボールだったのに、また飛ばないボールに戻したん?」「結局、ホームラン少ないし、気付けばロースコアの試合ばっかりやし、これじゃ野球がつまらん」といった声が上がっている。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している