長谷川博己さん主演、北村匠海さん準主演、堀田真由さん、大島優子さん、林泰文さん、木村佳乃さん、野村萬斎さん、緒形直人さんらが共演の日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系、日曜21時~)第2話が21日、放送された。
同話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で12.8%、個人平均で7.8%だったことが22日、分かった。
第1話では世帯11.5%、個人7.0%を記録していた。
昨年7月期の大ヒット日曜劇場『VIVANT』は、第1話で世帯11.5%、個人7.4%、第2話で世帯12.9%、個人7.2%を記録。
第2話までで見れば、『アンチヒーロー』は『VIVANT』と同等、個人視聴率やコア視聴率が重視されることを考慮すれば、むしろ『VIVANT』以上の視聴率を獲得できていると言える。
『VIVANT』は、第3話以降、世帯では13.8%、13.4%、14.2%、14.3%、14.1%、14.9%、14.9%、19.6%、個人では8.9%、8.4%、8.7%、9.3%、9.3%、10.1%、9.8%、12.9%と、世帯・個人ともに次第に視聴率を上げていった。
『アンチヒーロー』には、各話の視聴率で『VIVANT』超えを果たすことに期待がかかる。
配信フォーマットの充実により視聴形式が多様化した中で、もしも世帯で20%以上、個人で15%以上といったラインに乗ることがあれば、『アンチヒーロー』はあの『半沢直樹』と比較しても同等以上と評価して差し支えないだろう。
(文/木暮雅人)