8日、ジャニーズ事務所が、昨年12月22日より活動自粛処分となっていた「美少年」の佐藤龍我さんについて、9日から芸能活動を再開すると発表した。
昨年12月に「文春オンライン」（文藝春秋）が、女優の鶴嶋乃愛さん宅へ佐藤さんが“お泊り”を繰り返していることを報じたことを受けての処分だったが、2ヶ月半ほどでの処分解除に至ることになった。
ジャニーズ事務所は、「コロナ禍という環境と、学生という立場の2つの側面において相応しくない行動であった」と活動自粛処分という判断を下した理由、「タレントとして活動することができるのは、皆様のご支援のおかげであること、この点について学んだことから、自身の立場や環境に理解を深めている様子が伺われました」と活動再開の判断に至った理由などを、公式サイトで綴っているのだが……。
『不公平』との声も
「活動自粛処分が下った後も、収録済みだったVTRでは番組に出演している様子もありましたし、『先週発売したジャニーズJr.カレンダーに堂々と載っていたから…もう復帰するんだろうなってわかってた』という指摘があるとおり、このタイミングで復帰させることは既定路線でしょうね。
一方、この“コロナ禍に遊んでいて自粛、数カ月を経ての復帰”という佐藤さんの状況に対しては、一部から『この人は謹慎、石田純一は干されたのに不公平』と、昨年、緊急事態宣言が出ている最中に沖縄で遊ぶ様子が報じられた山田孝之さんや新田真剣佑さんがさほどペナルティを受けていないことについて恨み節が出てもいますよ」（メディア記者）
山田孝之さんや新田真剣佑さんとは違い、佐藤さんの場合は、ジャニーズ事務所も発表しているとおり、コロナ禍に遊んでいたということと、未成年の学生でありながら女性宅に“お泊り”を繰り返していたというダブルパンチが大きかったのだろう。
今回の活動自粛の反省をふまえ、どんな姿を見せてくれるのか、今後の佐藤さんの活躍に注目したい。
（文／江口のりお）