各地で落馬事故が相次いだ、20日の中央競馬（JRA）。
京都4Rで、カズアブディーンに騎乗した松山弘平騎手は、3着入線後に落馬し頭部を負傷。担架で救急車に運び込まれ、そのまま病院へと搬送された。意識はあり会話もできる状態とのこと。
福島11R・福島牝馬S（G3）では、シンリョクカが3コーナーあたりで転倒し、木幡初也騎手が落馬し右腕を負傷。
また、シンリョクカの転倒に巻き込まれる形でライトクオンタムも体勢を崩し、吉田隼人騎手も落馬。現地記者からの報告では「意識があることは確認できた」とのことだったが、その後、JRAから出た発表は「福島市内の病院へ搬送され、診断名については後日発表の見込み」というものだった。
そのため、競馬ファンを中心に吉田騎手のケガの具合について心配する声が多数上がっている。
各騎手の負傷の程度が、できるだけ軽度のもので済み、また元気な姿でレースや調教に現れることを切に祈る。
（文／豊田武志）