16日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対西武の一戦は、4-3でロッテがサヨナラ勝利。
これでロッテは貯金を2とし、この日、日本ハムに敗れた首位ソフトバンクとのゲーム差を1.5に縮めた。
3-3で迎えた11回裏、二死一二塁のチャンスで、岡大海が三塁手の頭上を鋭く抜いていくサヨナラタイムリーで3時間46分の激戦に決着をつけた。
西武は、ロッテ先発・唐川侑己の前に5回まで1人のランナーも出塁できず。6回にようやく長谷川信哉が初ヒットを放ったものの、後続が打てず。7回表に、2つの四球で作った二死一二塁のチャンスで、山村崇嘉が値千金の3ランホームランをライトスタンドに突き刺し3-1とリードしたものの、直後にロッテ・ポランコに同点の2ランホームランを被弾。
結局、長谷川の初ヒットと山村のホームラン以外には、11回を戦って1本もヒットを打てず。わずか2安打と深刻な貧打が、サヨナラ負けをお膳立てしてしまった形。連敗は6に伸びた。
昨年から打線の迫力に変化が見られない以上、早期の優勝・CS争いから脱落する可能性大。前半のうちにも、松井稼頭央監督が辞任or休養となることも十分ありそうだ。
(文/潮崎達至)