先週末(6~7日)の中央競馬(JRA)で落馬し、頭部と胸部を負傷した藤岡康太騎手、頭部を負傷した木幡育也騎手。
その後の容態について続報がない状態が続いていた2人について、10日いずれも現況が分かった。
藤岡康太騎手については、兄で同じくJRAの藤岡佑介騎手が「落馬でご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありません。現状(7時45分頃)、まだ意識が戻っていません。経過を見ている段階です。本人の頑張りに期待するしかありません。僕らも見守ることしかできません。ファンのみなさんも、たくさん心配してくださっていると思います。何とか帰って来れるように応援していただければと思います」と説明した。
一方、木幡育也騎手は、美浦での調教で、無事、馬に跨っているところを確認された。
今後も安全な競馬の実施がなされるとともに、藤岡康太騎手の回復を切に願いたい。
(文/豊田武志)