8日(現地時間7日)、リグリー・フィールドで行われたシカゴカブス対ロサンゼルスドジャースの一戦。
これがメジャー2試合目の登板となった、カブスの先発投手・今永昇太は、ドジャース・大谷翔平との初対決で空振り三振を奪うなど、4回を43球、被安打2と安定感抜群の投球を見せ、テンポの良さ、球数の少なさから「初完封」勝利の期待が高まったが、4回裏、カブスの攻撃中に雨が強まり約3時間の中断。
メジャーの一般的な投手運用に基づき、今永はここで降板となった。
4回終了時点で7-0と大きくカブスがリードしており、あと1イニングで2勝目を手にできるところまで来ていただけに、降板直後に味方が援護点を上げて白星が転がり込んだデビュー戦とは対照的に、この日はハードラックに見舞われる形となった。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
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