8日未明、「スポニチアネックス」が、サンフランシスコジャイアンツを退団した筒香嘉智選手の移籍先が巨人(読売ジャイアンツ)で決定的になったと報じた。
記事には、すでに水面下で条件面を提示しており今後、交渉を詰めて正式決定する。DeNA復帰には至らない方向で、「巨人・筒香」誕生は秒読み段階となったと、かなり断定的に書かれている。
しかし、8日朝までに他スポーツ紙も筒香の動向について「巨人が調査している」と報じているものの、決定的とまで報じているものは他にない。
状況的には、今年初めに、「西武からソフトバンクへFA移籍した山川穂高の人的補償選手が和田毅に決まった」と報じた「日刊スポーツ」のテイストに近いものがある。いや、むしろ、このときよりも確度は低いように感じられる。
スポニチの見立てどおり、巨人・筒香が誕生するのか、はたまたスポニチの記事が“飛ばし記事”となってしまうのか、今後の筒香の動向にますます注目が集まりそうだ。
(文/樋口健太郎)