昨年12月11日より全国の劇場で上映されており、3ヶ月が経とうとしている現在も大絶賛ロングラン中の映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)。
同映画で主人公・五代友厚を演じているのは、昨年7月に急逝した三浦春馬さん。
三浦さんにとって最後の主演映画となった『天外者』は、12日から全国公開がスタートする新田真剣佑さん主演の映画『ブレイブ -群青戦記-』(配給:東宝)と、よもやの上映時期が重なるというところまで来ている。
めったにないレアなケース
三浦さんは『ブレイブ』では徳川家康役を演じており、歴史上の人物として出演している映画が同時に2つ公開されるというのも、めったにないレアなケースと言えるだろう。
そんな三浦さんの『天外者』については、通常の鑑賞法とは異なる、“ドライブインシアター”形式での上映も全国各地で増加傾向にあり、すでに上映が終わった2会場を含めてこれまでに11会場で予定が組まれていた。
そして、このたび新たに神奈川県の《イオンモール海老名》でも追加上映されることが決まり、公式サイトのドライブインシアター上映スケジュールにも名前が記載されている。
「2月の後半から始まった『天外者』の『ドライブインシアター上映』は、これで12会場、11の府県で実現します。
現状の『天外者』の人気や評判を考えると、さらにどんどん増えていきそうな感じがしますので、ますます楽しみですね」(メディア記者)
『天外者』は、鹿児島のお国言葉で“凄まじい才能の持ち主”という意味だが、本当に何もかもが凄まじい。
ただ、なによりも驚くべきことは、まだこれで終わりそうにないことだろう。
次なる報せがどんなものになるのか、引き続き注視していきたい。
(文/西野麻衣)