高知競馬に所属する騎手・塚本雄大さんが、24日に高知競馬場で行われた第10レースで、騎乗するコスモシーウルフ号が他の馬とは関係なくつまずいたことでバランスを崩し、落馬負傷。
高知市内の病院に救急搬送されたが、同日中に死亡が確認されたと、高知県競馬組合が公式サイトで発表した。
塚本騎手は2016年4月に騎手デビュー。地方競馬通算4661戦318勝。中央競馬（JRA）では、2020年のヤングジョッキーズシリーズのファイナルラウンドで2鞍に騎乗し、2着と3着に入る好成績を残していた。
なお、1985年4月より現在の高知競馬場が使用されているが、レース中の事故により騎手が死亡したのはこれが初めてだという。
（文／豊田武志）