オリックスの、そして日本のエースとして海を渡り、ドジャースと総額3億2500万ドル(約463億円)の12年契約という巨大契約を結んだ山本由伸投手。
山本投手は、韓国・ソウルで行われたパドレスとの開幕2戦目に先発登板。
先頭バッターのボガーツに初球をレフト前に運ばれると、続くタティスJr.には死球を与えてしまい、3番・クロネンワースにライト線への三塁打を浴びて、あっという間に2失点。
さらに4番・マチャドを四球で歩かせ、5番・キム・ハソンにセンター犠牲フライで3失点目。
6番・プロファーを三振に切って取るも、7番・カンプサノにはレフト線への二塁打を喫し4失点目。続く8番・ウェードにもライト線への適時打を食らい5失点目。
どうにか9番・メリルを三振に打ち取って3アウトとしたものの、1回終了時点で防御率は45.00。
ローテーションの柱の1人として期待された山本だが、メジャーの壁は分厚く高いようだ。
ドジャースは、期待はずれなデビュー登板に、早くも巨大契約を後悔しているかもしれない。
(文/樋口健太郎)