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西武ギャレット「契約延長困難」コロナ禍が来季構想に影響か

西武ギャレット「契約延長困難」コロナ禍が来季構想に影響か
ぱくたそ

 9日、「東スポWeb」(東京スポーツ新聞社)が西武ライオンズと今シーズン中継ぎとして活躍したリード・ギャレット投手の来シーズンの契約交渉が難航していることを報じている。


 記事には、契約金などの条件面ではなく、ギャレット投手の「家族の問題」が大きく影響していることが綴られている。
 
 今年1月にメアリー夫人との間に第1子となる長男が誕生したばかりのギャレット投手は、2月に単身日本に渡り後から夫人や長男を来日させる予定だったものの、新型コロナウイルスの蔓延により外国への渡航が事実上のロックダウンに近い状態になってしまい、今年は単身赴任状態でいることを選んだ。
 
 現在の日本およびギャレット投手の母国であるアメリカの新型コロナウイルスの感染状況を見る限り、来年も状況が改善せず再び単身赴任状態になることを懸念しているという。

西武にとっては大きな痛手

 『生まれたばかりのお子さんと長期に渡って会えない生活は相当苦しいでしょうからね。
 
 問題が金銭面ではないだけに、西武としては頭が痛いでしょうし、致し方ない状況と言うよりほかにないですね。
 
 ギャレット投手は一時不調に陥った時期もあるとは言え、開幕直後からセットアッパーとして活躍するなど、49試合に登板して3勝2敗16ホールドの成績を残し、西武ブルペンにとって心強い存在となっていました。
 
 人柄も非常に真面目で日本文化に溶け込もうという姿勢も見られていただけに、来シーズンの契約ができないとなると、西武にとっては大きな痛手でしょう。

 来シーズンは先発挑戦を視野に入れている平良海馬投手の起用法にも大きく影響してきそうです』(スポーツ記者)
 
 最たる懸案事項だった増田達至投手がFA残留してくれて一安心していただけに、西武にとってはコロナ憎しといったところだろうか。
 
(文/有村和巳)