岩橋良昌と交野市長が「ヤラセ」告発 “北河内お笑いコンクール”のデキレースし放題な採点システムを主催の放送作家・前田政二が自白 | The Audience
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岩橋良昌と交野市長が「ヤラセ」告発 “北河内お笑いコンクール”のデキレースし放題な採点システムを主催の放送作家・前田政二が自白

前田政二が示した昨年の大会の採点集計ボード
前田と前田から指示を受けたというプラス・マイナスのみが優勝コンビに投票

 元プラス・マイナスの岩橋良昌さんと、交野市長の山本けいさんが「吉本興業に所属する芸人を優勝者に選ぶヤラセ、デキレースが行われている」と告発した、大阪府交野市で行われている“北河内お笑いコンクール”。

 岩橋さんと山本さんはいずれも交野市出身で、同コンクールで審査員を務めた経験を持つ。

 この告発を受け、同コンクールの主催サイドに関わっている、かつては自身もお笑い芸人・タレントとして活動し、現在は吉本所属の放送作家となっている前田政二さんが26日、「スポニチアネックス」と「日刊スポーツ」を通じて反論した。
 
 記事によると、優勝者を決めるシステムは以下のとおり
 
 ・審査員は5人
 【ルール1】審査員は、持ち点100点で出場者のネタを評価
 【ルール2】点数に関係なく優勝にふさわしいと思う出場者2組に、順位をつけた上で投票
 【1】と【2】の結果をもとに優勝者を決定
 
 【1】だけで優勝者を決めるのであれば、デキレースを仕込むハードルが高くなる。だが、【2】が存在することにより、非吉本の最有力芸人がいた場合には恣意的に排除できるようになっている。
 
 前田さんは「これでどうだ!」と言わんばかりにシステムを公開したようだが、ヤラセ・デキレース疑惑がますます深まったことは間違いない。
 
(文/等々力おさむ)
 
 ~ライター略歴~
 山梨県出身
 かつては某俳優の付き人を務めていた
 現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中