2月22日に吉本興業から契約解除を発表された岩橋良昌さん。
吉本が発表した解除理由は、関係者らの名誉を毀損する不適切な投稿をSNSで相次いで行い、再三の注意に応じなかったためという趣旨だった。
ここで言う「不適切な投稿」とは、パワハラやヤラセといった吉本興業の闇、さらには、Hey!Say!JUMPの中島裕翔さんと女優の真木よう子さんから「エアガンで撃たれた」と他事務所を巻き込む暴露をしたことを指しているのだろう。
岩橋さんは1月27日、自身のX(旧Twitter)に「僕らがゲスト漫才と審査員をさせてもらっている地元交野で行われている北河内お笑いコンクール。主催の作家に事前に『この大会はよしもとが主催してるからよしもと以外の芸人は優勝させんといてな』といわれゲンナリ。芸人をそして芸人の人生をなめている」「一筋の光のきっかけを掴みにきてる若手芸人をどう思ってんの?優勝できない事が確定してる中で優勝目指して頑張ってる芸人なんやおもてんの?地元もけなされた気分です。そんな大会なくなってしまえばいい」「ちなみにその作家は長い間M-1の審査員もしてました」と投稿していた。
翌28日に岩橋さんは、吉本からの指示を受け同投稿を削除した。
だが、岩橋さんは2月22日、「ところで俺の地元交野の北河内お笑いコンクール今年もやるんか?ヤラセやのに あんな自然の素晴らしい地元交野汚さんとってな 交野の役人さーん! 交野のイメージ悪なりますよ~」とXで再びこのヤラセ疑惑に言及。
これを受け、岩橋さんの地元である大阪府交野市の市長・山本けいさんが反応。Xで「北河内お笑いコンクールの審査員の一人として証言しますが、北河内お笑いコンクールはやらせです。他の審査員の点数が意味をなしてませんでした」「後援した交野市として非常に残念ですし、真実を発信したプラス・マイナス岩橋さんが契約解除になるなんて、納得できません」「交野市出身の人気お笑いコンビプラス・マイナスの解散や岩橋さんの契約解除まで発展するとなるともう黙ってられません。交野市にとって、市制施行50周年PR大使を務めてくれた大恩人です」と語り、岩橋さんの発信内容が正しいと、当事者として証言した。
岩橋さんは2月23日、山本さんが自身の投稿が正しいと表明したことを受け、「現役市長による勇気ある証言。これからも交野市はこの人に任せられるでしょう」と自身のXに投稿している。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中