SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)のアイドルグループ「なにわ男子」の道枝駿佑さんが主演、板垣李光人さん、吉川愛さん、泉澤祐希さん、横田真悠さん、江口洋介さんらが共演の連続ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系、火曜21時~)第5話が20日、放送された。
同話の視聴率(TVALnow調べ、関東地区)は、放送スタートの瞬間から2.6%と、ここまでの全5話でワーストの数字を記録。1分後に2.5%を記録すると、その後も、ほとんどの時間を2.2~2.5%で推移。
『報道ステーション』に切り替わる直前のラスト1分間だけ3.3%を記録したものの、これ以外は1度も3%台にすら乗せることができず、約1時間の平均視聴率は2.4%ほど。
前々話の第3話では、TVAL調べで約3.1%だったのに対し、ビデオリサーチ調べでは3.4%、前話の第4話では、TVAL調べで約2.7%だったのに対し、ビデオリサーチ調べでは3.7%だったことを参考にすると、第5話のビデオリサーチ調べによる世帯視聴率は、良くて3.4%前後といったところで、下手をすると2.7~2.8%など、3%割れの可能性も十分にある。
テレビ朝日系の火曜21時枠は、1987年2月にいったんドラマ枠としての役割を終了。35年以上のブランクを経て、2022年10月から再びドラマ枠へ。
以来、これまでに6本のドラマが放送されているが、これまでの単話ワースト視聴率は、昨年4月期の高畑充希さんと田中圭さんがダブル主演した『unknown』第5話の5.2%だった。
しかし、『マルス』は第2話でこれを更新する4.5%を記録。第3話では一気に1.1ポイントも更新する3.4%を記録。前話の第4話ではわずかに持ち直していたが、第5話ではさらなる不名誉記録を樹立する危機に陥っている。
また、コア視聴率も振るっておらず、TVerお気に入り登録者数も今期ドラマの14位と低調。
一部の大手メディアでも取り沙汰されているように、「打ち切り」が怒涛の勢いで迫ってきている。
(文/中山ひとみ)