お笑いコンビ・プラスマイナスの岩橋良昌さんが19日、自身のX(旧Twitter)を更新。
SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)のアイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔さんと、女優の真木よう子さんから「エアガンで撃たれる」という暴行を受けた経験があることを告白した。
岩橋さんはこの日、Xに「あの時俺をエアガンで撃った真木よう子と平成JUMPの中島!俺んとこに謝りに来い!!!!」と投稿。2人の加害を告発するとともに、謝罪を要求した。
また、中島さんと真木さんの蛮行は、仕事上のことでもなくサバイバルゲームをしていたワケでもないと岩橋さんは憤っている。
仕事でもルールに則ったゲームでもない中で、エアガンを人に向けて発射したとなると、「暴力行為」として刑法の暴行の罪に問われる。相手をケガさせなかった場合でも、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金などが科される。暴行罪の刑事上の時効は3年。
相手をケガさせていた場合は傷害罪となり、5年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科される。傷害罪の刑事上の時効は10年。
もしも、2人の加害が事実であり、それが時効を迎えていなければ、暴行罪あるいは傷害罪で逮捕される可能性もある。
まだ真偽が定かではない部分があるとは言え、これだけの実名告発であれば、通常、いくつものスポーツ紙や週刊誌がネットニュースをこぞって打つだろう。
ところが、加害者として中島さんと真木さんの実名が出てから、この件について報じたのは「ピンズバNEWS」(双葉社)、「女性自身」(光文社)、「日刊サイゾー」(サイゾー)の3媒体だけ。いわゆる“大手”出版社と呼べるのは光文社のみ。
しかも女性自身の記事では、最終的に加害者として岩橋さんが名指ししたのが中島さんと真木さんであることが不自然に伏せられている。
そして、スポーツ紙は1社たりとも報じていない始末。
おそらく、名指しされたのが真木さんだけであれば、報じたメディアは多かっただろう。SMILE-UP.に所属する中島さんが絡んでいたことで、大手スポーツ紙や週刊誌がお得意の「忖度」を発揮したのではないだろうか。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中