2020年7月の突然の訃報から3年と7ヶ月が経過。18日で43回目の月命日を迎えた俳優の三浦春馬さん。
三浦さんの死には、いくつもの不可解な点がありながら、いまだにそのほとんどが解明されないままとなっている。
また、三浦さんについてのエピソードを語る業界関係者は不自然なほどに少なく、それどころか三浦さんの名前を口にすることすら憚られているのではないかという状況である。
そんな中でも、変わらず一途に三浦さんへの敬意や愛を表明し続けてきたのが、俳優の新田真剣佑さんだ。
真剣佑さんは、「本格的に役者を志すきっかけになった人」と以前より繰り返し明かしており、2021年に公開された主演映画『ブレイブ 群青戦記』では初めてにして唯一となった三浦さんとの共演を果たし、『ブレイブ』での様々な媒体による取材においても、三浦さんへの敬愛を熱く語っていた。
そんな真剣佑さんは、真木よう子さんとともに、18日放送の中居正広さんと二宮和也さんのダブルMCによるトークバラエティー『だれかtoなかい』(フジテレビ系)にゲスト出演。
俳優を志したキッカケについて聞かれると「15歳の時に日本の俳優さんを見て」「三浦春馬さんです」と、あらためて三浦さんが自身に大きな影響を与えたことを明かした。
三浦さんの出演作については全て観ているとし、「うわぁ!かっこいいこの人と思って。この人みたいになりたいって最初思って。シーンを見て、そのシーンを真似してた」と思春期当時に戻ったような表情で語っていた。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている