「女性から女の子になった。お恥ずかしい話、小学4年生レベルのドリルを楽しくやっています」
3年前(2018年1月)に、引退を表明した記者会見にて小室哲哉さんがKEIKOさんの状態について表現した言葉である。
自らが不倫疑惑を報じられた看護師と親しくなった要因が、KEIKOさんの病状や自身の介護疲れによるものと印象付ける内容だったのだが……。
小室さんの話はほとんどウソ
26日、小室さんとKEIKOさんの調停離婚が成立したことを、KEIKOさんがavexマネージメントの公式ホームページに直筆コメントを添えて発表した。
この直筆コメントには「庭の梅の花も咲き、春の気配が感じられる季節になりました」と時節の挨拶がある。
また、「2011年、くも膜下出血を発症して以来、多くの方々からたくさんのお見舞のお言葉や励ましのお言葉を頂き、その皆様の優しさに助けられ、支えられて頑張ってまいりました」と使用している表現や漢字も、到底小学4年生レベルの女の子が書いたものとは思えない。
2018年の7月には「週刊文春」(文藝春秋)の記事内で、KEIKOさんの親族や知人が、小室さんの2018年1月に説明したKEIKOさんの状態について「KEIKOに関する小室さんの話はほとんどウソ。介護疲れと言ってますが、介護らしいことは何もしていません。そもそも今のKEIKOは要介護者ではないです」と真っ向から否定していた。
さらに「KEIKOはいたって元気で、ひとりで買い物に行ったり、仲間内でカラオケに行ったりしています」「KEIKOが小学生の漢字ドリルをやっていたのは“5年以上前のこと”であり、なおかつリハビリの一環で試しにやった程度の話」とも語られていた。
今回の、調停離婚成立に際してのKEIKOさんの直筆コメントは、このときのKEIKOさんの親族や知人の証言を強力に裏付けるものと言えるだろう。
SNSなどでは小室さんに対し「ウソばかり」「2度と結婚するな」「気持ち悪いしサイテー」など、否定的なコメントが多数集まっている。
小室さんは昨年7月に乃木坂46の『Route 246』の作曲・編曲を手掛け音楽業界に復帰している。
今回のことで付いてしまった極めてネガティブな印象が今後の音楽活動に影を落とさなければいいが……。
(文/江口のりお)