西島秀俊×芦田愛菜『さよならマエストロ』第5話10.0% 元SMAPの国民的な人気に押され一桁転落の瀬戸際 | The Audience
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西島秀俊×芦田愛菜『さよならマエストロ』第5話10.0% 元SMAPの国民的な人気に押され一桁転落の瀬戸際

西島秀俊×芦田愛菜『さよならマエストロ』第5話10.0% 元SMAPの国民的な人気に押され一桁転落の瀬戸際
『さよならマエストロ』

 西島秀俊さん主演、芦田愛菜さん、宮沢氷魚さん、石田ゆり子さん、玉山鉄二さん、新木優子さん、當真あみさん、大西利空さん、西田敏行さんらが共演の日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系、日曜21時~)第5話が、11日、放送された。

 同話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で10.0%、個人平均で6.0%だったことが13日、分かった。
 
 『さよならマエストロ』の視聴率はここまで、世帯で11.4%、11.1%、10.9%、10.6%、個人で7.2%、6.7%、6.8%、6.6%と推移していた。

 「11.4%と優に二桁でスタートしたものの、右肩下がりで推移し続け、気付けば一桁突入が目前になってしまいましたね。
 
 これは、元SMAPの面々が凄まじい支持を受けていることによるところが大きいでしょう。
 
 日曜21時台では、以前より松本人志さんと中居正広さんのダブルMCによる『まつもtoなかい』(フジテレビ系)が放送されていましたが、正直なところ、昨年末までは日曜劇場を脅かすほどの存在ではありませんでした。
 
 ところが、松本さんが性加害疑惑の報道を受け、報じた週刊文春(文藝春秋)と争うことを表明し、芸能活動を休止。これに伴い、『まつもtoなかい』からも姿を消し、代わりに嵐の二宮和也さんが中居さんとともにMCを務める形へと変更。
 
 番組名も『だれかtoなかい』へと様変わりし、松本さんを潜在的に嫌っていた層が番組をリアルタイム視聴するようになりました。
 
 また、後輩とタッグを組んだことで、中居さん本来の、のびのびとしたMCっぷりが十分に発揮され、目に見えて『番組が面白くなった』との声が上がる事態に。今後は、さらに安定して『だれかtoなかい』が高視聴率を記録することが見込まれています。
 
 さらに、11日は『だれかtoなかい』はお休みだったんですが、『行列のできる相談所』(日本テレビ系)に、スペシャルMCとして香取慎吾さんが出演。香取さんの久しぶりの同局出演が実現しただけでなく、22年前に放送された大ヒット月9ドラマ『人にやさしく』(フジテレビ系)の共演者である、加藤浩次さん、SOPHIAの松岡充さん、須賀健太さんが勢揃いし、大きな話題となりました。
 
 やはり、すでにSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)を離れている元SMAPメンバーの“のびのび”“いきいき”とした様子は、国民的な人気が高いですから、来週以降も『さよならマエストロ』は苦戦を余儀なくされるのではないかと思いますよ」(ドラマアナリスト)
 
 『さよならマエストロ』は、“さよなら二桁台”の瀬戸際に立たされている。
 
(文/木暮雅人)