26日、「スポニチアネックス」が映画『千と千尋の神隠し』の舞台化について報じた。
記事には、舞台版では主人公の千尋が橋本環奈さんと上白石萌音さんのダブルキャストとなること、来年2月に東宝創立90周年記念作品として上演されること、『千と千尋の神隠し』は昨年12月に『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』に抜かれるまで19年間に渡り、国内興行収入1位(316億8000万円)の座を保持していたことなどが綴られているのだが……。
『安易に実写化や舞台化に走るな』とも
「橋本さん、上白石さんともに小柄で可愛らしいイメージですが、『千尋のイメージではない』『少女役なんだから、無名でもいいからイメージに合う人を起用してほしかった』との声が多く上がっていますね。
『既に他の作品などで、それぞれのイメージが付いているから、見ている人が感情移入しにくい』といった指摘もあります。
また、『千と千尋の神隠し』に限らず、もはや普遍的な意見とも言えますが『アニメならではの人種や年齢・性別を超えた感性のたまものだと思う』『安易に実写化や舞台化に走るな』とも。
一方で、『(千尋を手助けする存在の)ハク役が誰になるのか楽しみ』と期待する声もありますよ」(メディア記者)
実写と違い、舞台の場合は劇団四季のミュージカルや2.5次元舞台などアニメを用いた作品の成功例は多い。
橋本さんと上白石さんが、どんな千尋像を見せてくれるのか期待したい。
(文/佐藤博幸)